前回の「自己分析・キャリア棚卸し編」では、自分の強みや価値観の整理について書きました。
今回はいよいよ、応募書類と面接の実践編です。
1. 職務経歴書は初挑戦からスタート
実は、私は職務経歴書を書いたことがありませんでした(笑)
でも、未経験で挑戦する以上、ここを適当にすると即アウトだと思い、かなり工夫しました。
2. 職務経歴書で意識したポイント
①スキルの変換
- 応募職種のイメージや求められていることをまずリサーチ
- 今までの経験を“転用”して書く
例:営業職希望 → 「目標達成への姿勢」や「PDCAを回す力」を具体例つきで記載
②定量的な実績を入れる
- 数字は説得力を生みます
例:対応患者数○名/指導経験○件/売上アップ率○%/目標達成率○%
③求人票のキーワードを盛り込む
- 書類選考は人間だけでなくATS(自動スクリーニング)も通る必要あり
- 求人票の「求める人物像」「必要スキル」に沿って言葉を調整
3. 面接対策でやったこと
①基本的な質問はいったんほぼ丸暗記(笑)
- 基本的な質問(自己紹介、志望動機、強み・弱み、転職理由など)は文章ごと覚える
- 応答に自信が持てると表情が柔らかくなるので、印象が上がる
②事例+貢献イメージで答える
- 強みを話すときは「強み → 事例 → この会社でどう活かすか」の順で
- 志望動機は「Will(やりたい)→ Can(できる)→ Must(必要)」で整理
- Will=やりたいことは「自己成長」ではなく「会社の利益への貢献」に置き換える
例:「新規顧客の開拓と既存顧客のLTV向上に貢献したい」 - Can=それができる理由を、自分の経験や実績で証明
- Must=会社が今必要としている課題と、自分の経験がどうリンクするか
- Will=やりたいことは「自己成長」ではなく「会社の利益への貢献」に置き換える
③面接後はお礼メール
- 24時間以内に感謝と熱意を簡潔に送る
- 意外と差がつくポイント
4. 未経験でも通過率が上がった理由
書類選考全落ちから脱却できたのは以下を意識し始めてからだと思います。
- 1社ごとの職務経歴書・志望動機をカスタマイズした(めちゃくちゃ面倒だけど、やっぱり重要。)
- 面接想定問答を暗記レベルで仕上げた
- 「この会社じゃないとダメ」という熱意を、書類と口頭で一致させた(この会社で何を実現したいのか、どんなことで貢献できるのかにポイントを絞っておくと、効かれ方が違っても伝えられるイメージ。)
次回は、【35歳ワーママの転職準備】職務経歴書&面接対策でやらかしたこと全部話します。
初めての転職で何も知らずに突っ走ったリアル失敗談と、その後どう改善したかをまとめます。
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