「本当にこのままでいいのかな…」から始まったキャリアの見直し
転職活動を始めた頃、私の頭の中はモヤモヤでいっぱいでした。
「何がしたいのか」「何ができるのか」「どこを目指したいのか」——どれもぼんやりしていて、求人を見てもピンとこない。
いわゆる“キャリア迷子”状態でした。
でも、そんな私が一歩ずつ希望の転職を実現できたのは、「自己分析」にきちんと向き合ったから。
この記事では、35歳・2児のフルタイムワーママである私が、未経験からSaaS営業職に転職するまでに実際にやった自己分析やキャリア棚卸しの方法を紹介します。
自分の経験・スキル・価値観を言語化してみた
まずは、私自身が大切にしている価値観や、これまでの経験・スキルを洗い出してみました。
- 価値観
上昇志向が強く、「人の役に立つ仕事がしたい」という気持ちが根底にある。 - スキル
元リハビリ職という背景から、目標に向けて寄り添う“伴走力”が強み。
また、PDCAを自然に回し続ける継続力や、現状と理想のギャップを把握して行動に落とし込む力も自信あり。 - 働き方
理想は「フルリモート・フルフレックス」。ただ、そこにどこまでこだわるかは家族との相談も踏まえて調整中。
「やりたいこと」「できること」「求められること」がすべて一致するわけじゃない。
でも、自分の軸をしっかり持っておくと、求人を見たときの判断が早くなりました。
自己分析で使ったフレームワークたち
次に活用したのが、いろんな“自己分析フレームワーク”。
私が実際にやってみてよかったものを紹介します。
■ 大谷翔平の“目標達成シート”風マンダラチャート
目標を中心にして、必要な行動や価値観をマスに書き出していく手法。
書いているうちに「自分にとって何が大切か」がクリアに見えてきました。
■ Will / Can / Must
- Will:やりたいこと
- Can:できること
- Must:求められていること
この3つを重ね合わせて、どこに自分の強みが活かせるかを探る手法。
SaaS営業にチャレンジしようと思えたのも、このフレームで整理できたから。
■ キャリア面談・ワークシート(マジキャリなど)
プロとの面談で、他人からの視点で客観的に傾向を指摘してもらったのが大きな気づきに。
「私って、そんな風に見られてたんだ!」と意外な発見も多く、自信につながりました。
職歴の振り返りシートでは、転職理由や成果を言語化する練習にもなりました。
キャリア迷子になったとき、どう向き合えばいい?
過去の自分がそうだったように、「何がしたいかわからない」「自分に合う仕事がわからない」と悩む人は多いと思います。
私がやってよかったことは以下の3つです。
1. 家族や周囲に“自分ってどんな人?”と聞いてみる
他人の視点で見た“自分像”って、意外と自分が知らないことだらけ。
家族や友人からもらった言葉に背中を押されました。
2. キャリアの棚卸を“定量的”に行う
年ごとに仕事や役割を振り返り、成果や学びを数値や事実で書き出す。
すると、自分の成長や強みが見えてきて、自信になります。
3. “うまくいかなかった時”の自分を振り返る
成功体験だけでなく、失敗や挫折したときに「自分はどうしたか?」を考えると、
本質的な価値観や特性が見えてきます。
自己分析は“未来の選択肢”を広げてくれる
自己分析って、やりはじめはちょっと面倒。
でも、やってみると求人の見方も、面接での受け答えも変わってきます。
「今のままじゃダメな気がするけど、どうしたらいいかわからない」
そんなモヤモヤにいる方こそ、一度立ち止まって、自分を棚卸ししてみてください。
次回は…職務経歴書と面接対策!
次回は、実際に私が作成した職務経歴書の工夫ポイントや、
未経験転職でも通過率を上げた面接対策についてまとめます!
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